DITは、これまでのエフセキュアとの協業により、サーバサイドのセキュリティ対策に関しては、侵入された後の「検知、復旧」を特徴とする自社セキュリティ商品「WebARGUS」(システム改ざんの瞬間検知・瞬間復旧)の提供と、エフセキュアの脆弱性管理と対策「F-Secure Radar」の提供により、セキュリティ対策サービスを提供してきたという。
今回、DITはエフセキュア社とのさらなる協業の推進により、エフセキュアの提供するRDRのマネージドEDRの提供を開始し、トータルセキュリティ対策の提供を行っていくとしている。
「F-Secure Radar」は、ITシステムの脆弱性を診断するツール。管理ネットワーク内の資産を洗い出す「ディスカバリスキャン」、プラットフォームに対するOSやソフトウェアの既知の脆弱性を識別する「システムスキャン」、Webアプリケーションの脆弱性を識別する「WEBスキャン」の3つのスキャン機能を備えおり、スキャン結果のレポート生成や脆弱性の管理が可能だ。
「F-Secure RDR」は、ITインフラ全体に導入された軽量センサーによって、各ユーザーのエンドポイントでの活動を監視し、イベントデータをリアルタイムにエフセキュアのクラウド上にアップロードする。
エフセキュアのリアルタイム行動分析とBroad Context Detectionが、悪意のある行動パターンを判別し、真の攻撃を見極めるという。検知した脅威を確認すると、RDRは、脅威を封じ込め、修復するために必要な手順を推奨アクションとして提示する。