バージョンアップによる機能強化ポイント
1. 自動暗号化フォルダーの標準実装により、対応アプリケーションを拡大
自動暗号化フォルダーのイベント検知機能と定期巡回機能により、今まで対応困難であったアプリケーションのデータファイルでも自動暗号化が可能となった。これにより、広範囲で確実な暗号化がなされ、情報セキュリティレベルの向上を実現。
2. 暗号化ファイルの全文検索が可能
特定のファイルを探す際にファイル名が不明だったり、もしくは、特定の内容に関連したファイルをすべて探したりする際には、各ファイルの内容まで参照する全文検索が用いられる。
一般的に、暗号化されたファイルの内容を復号化して検索することはできないが、本バージョンではWindowsで通常の全文検索を実施するときと同じ手順、UIにより暗号化されたファイルの全文検索が可能となる。
3. Windowsアップデートによるトラブルを回避する管理機能
一般的にファイル暗号化ソリューションでは、Windowsアップデートのタイミングでトラブルが発生することがごく稀にある。こうした問題発生のきっかけとなるWindowsアップデートの実施を管理する機能をいち早く搭載し、トラブルの回避が可能となった。管理者は、問題発生の可能性がある場合に、Windowsアップデートの自動実施を止めるなどコントロールすることで問題を未然に防ぐことができる。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア