グローバル化が進むビジネスでは、経済情勢や社会的要請も複雑になってくる。例えばワークライフバランスの問題では、政府は「テレワーク人口倍増アクションプラン」を掲げ、在宅勤務やリモートオフィスの活用を勧めている。これには、次世代PHS、WiMAX、LTE、NGNといった次世代モバイルサービスや各種デバイスを活用したソリューションが有効とされている。
工場や現場作業でも、位置情報を組み合わせたモバイルソリューションが不可欠になりつつある。固定のオフィス内でも、VoIPをベースとしたユニファイドコミュニケーションを導入する企業が増えている。富士通ネットワークソリューションズ(FNETS)は、次世代モバイルサービスや各種の端末、デバイスによって対応するとして、関連ソリューションを「モバらくだ」として体系化する。
「モバらくだ」では、これらのソリューションを体系的に結びつけ、ビジネスの効率化を支援するものだ。FNETSでは、その第一弾としてテレワークを支援する「モバイルオフィスゲートウェイソリューション」の発売を今春に予定している。
「モバイルオフィスゲートウェイソリューション」は、既存のPCやシンクライアント端末が利用可能で、スモールスタートのデスクトップVPN環境をサポートするという。認証基盤やネットワークも既存のものを利用しながら、必要な通信カードなどもワンストップで提供することが特徴となっている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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