弁護士ドットコムは、法律書籍・雑誌のサブスクリプションサービス「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」の提供を、3月17日に開始した。今春には、法律専門書籍を拡大させた、弁護士向けの月額閲覧サービスの公開も予定している。
「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」は、月額6300円(税別)で法律書籍・雑誌の閲覧が可能で、検索機能も提供する。主要な法律系出版社12社が参画しており、専門性が高い書籍の中から必要な時に、必要な情報だけの閲覧が可能になっている。また、初回登録後10日間は無料で試用できる。
3月17日時点での参画出版社は以下の通り。参画出版社は今後順次拡大を予定している。
ぎょうせい
三修社
新日本法規出版
税務経理協会
第一法規
中央経済社
日本加除出版
日本能率協会マネジメントセンター
法律文化社
有斐閣
レクシスネクシス・ジャパン
労働新聞社
なお本サービスを提供する背景には、企業内弁護士に求められる幅広い専門知識の習得支援と、法改正など最新動向のリサーチ支援がある。企業が、法律に準拠した社内体制の構築や強化を推進するなか、法務部門の役割も複雑化しており、企業内の弁護士数は年々増加傾向にある。
企業法務の実務には多くの専門知識が求められ、2020年4月施行の民法改正などの法改正に追いつくためのリサーチも必要なことから、省スペースで正確な情報収集を実現する「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」の提供が開始された。
さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にともなうテレワークの推進もあり、本サービスを利用したリサーチ業務の効率化が期待されている。