カスペルスキーは、統合セキュリティ管理アプリケーション「Kaspersky Security Center バージョン12」、エンドポイントセキュリティアプリケーションの「Kaspersky Endpoint Security for Windows バージョン11.3」「Kaspersky Endpoint Security for Mac バージョン11.0.1」「Kaspersky Endpoint Security for Linux バージョン11.0.1」を、4月8日に発売した。
「Kaspersky Security Center バージョン12」は、Google Cloud(Google API)に対応し、Google Cloud環境における管理対象マシンの自動検出が可能になる。すでに対応済みのAWS、Microsoft Azureを合わせて、クラウド環境におけるインスタンスのセキュリティ保護が容易になっている。
エンドポイントアプリケーションを管理できるWeb管理コンソールには、新たな管理対象として「Kaspersky Endpoint Security for Mac」が加わった。また、「Kaspersky Endpoint Security for Windows」のディスク/ファイル暗号化を、Web管理コントロールから行えるようになっている。
「Kaspersky Endpoint Security for Linux バージョン11.0.1」は、ふるまい検知、Dockerコンテナスキャン、ネットワーク攻撃防御といった、セキュリティ機能が強化された。
なお、「Kaspersky Security Center」「Kaspersky Endpoint Security for Windows」「Kaspersky Endpoint Security for Mac」「Kaspersky Endpoint Security for Linux」は、「Kaspersky Endpoint Security for Business Select」または「Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced」のライセンスで利用できる。
税別のライセンス価格は、「Kaspersky Endpoint Security for Business Select」が104300円から(1年1ライセンス10430円×新規最低購入数量10ライセンス)、「Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced」が169400円から(1年1ライセンス16940円×新規最低購入数量10ライセンス)となる。