コンカーとPwC Japanグループは、5月28日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進におけるパートナー提携を開始すると発表した。
コンカーは、同社が提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」や請求書管理クラウド「Concur Invoice」、出張管理クラウド「Concur Travel」を使った間接業務の効率化とデジタル化によって、従業員および管理部門の業務負荷を軽減する。そのほか、電子帳簿保存法に対応した領収書の電子化、ペーパーレス化を推進する。
PwC Japanグループは、コンカーのソリューションが取得する、さまざまなデータの分析を通じて経費・調達をモニタリングし、不正利用予防の推進を支援する。また、各種デジタルプラットフォームを活用して遠隔から効率的かつ効果的な監査を実現する「リモート監査」を行う。さらに、さまざまな電子取引に係る取引情報の保存について、電子帳簿保存法の観点から各種取引についての要件の充足などに係るアドバイスを提供。グループ各社のシナジーを活かして、コンカー導入企業におけるリスク管理、内部監査、電子帳簿保存法への対応を支援する。
なお、両社は今後パートナー連携による共催イベントなどを通じて、3年間で100社の企業を対象にしたデジタルトランスフォーメーションを進めるべく連携していく。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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