日本マイクロソフトは、6月23日、東京都の新型コロナウイルス感染症対策において「健康管理アプリケーション」の提供を技術協力したと発表した。
「健康管理アプリケーション」は、入院治療の必要がない軽症者などが、毎日の自身の体調を看護師などに報告し、その情報を看護師などがリアルタイムに把握可能な、スマートフォンなどモバイル端末向けアプリ。
東京都と日本マイクロソフトは、軽症者などが自身で毎日の体調をスマートフォンなどに入力し、看護師および行政機関が管理できるアプリを宿泊療養施設に導入すべく、4月20日に共同プロジェクトを開始した。4月30日~5月1日の期間に、宿泊療養施設での試験運用を行った上で運用を開始している。
日本マイクロソフトは、他の自治体での「健康管理アプリケーション」の活用を可能にするために、同アプリのテンプレートを同日に、GitHubにてオープンソースで公開した。