24日、日本オラクルはC/C++、COBOL開発者向けのアプリケーションサーバー「Oracle Texudo(タキシード) 10g R3」の提供を開始すると発表した。Oracle Texudoは、BEA統合後に発表される「Oracle Fusion Middleware」の最初のバージョンとなり、標準化された開発プラットフォームのほか、オラクルのミドルウェア製品との連携が強化されている。
導入ユーザーは、SOA(サービス指向アーキテクチャ)ベースの次世代基盤において、C/C++、COBOLといったメインフレームの資産アプリケーションの移行や連携が可能になる。
この場合、メインフレームからUNIX、Linux、Windowsとマルチプラットフォームのアプリケーションを統合管理する必要があるが、Texudoはそのアプリケーション基盤として機能する。実際の管理ツールとして、「Oracle Service Architecture Leveraging Tuxedo (SALT) 10g R3) と 「Oracle Tuxedo System and Application Monitor(TSAM)10g R3」が同時にオプションとしてリリースされている。
SALTは、WebサービスクライアントとTuxdoの連携機能を担当するもので、レガシーソフトをSOA基盤でのサービス提供を可能にするまで作業をサポートする。TSAMは、各アプリケーションの設定、パフォーマンス監視、異常検出などを行うソフトウェアだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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