27日、ニュートン・コンサルティングとファルコンストア・ジャパンはBCP(事業継続計画)分野でコンサルティングと教育部分を連携させた事業を展開すると発表した。ニュートン・コンサルティングは、経営視点でのリスクマネジメントを得意とする企業で、ファルコンストアは、統合バックアップ技術や高速リカバリーソリューションを提供している。
今回の業務提携では、BCPという視点でセミナーや教育プログラムの実施・開発、BCPの教育事業、同啓蒙活動などを手掛けるとしている。さらに、企業がBCPについて無料で相談ができる「BCPホットライン」を設置して、リスクマネジメントやシステムの障害復旧、FT運用などの問題に対応する。
ファルコンストアによれば、企業のBCPというとハードディスクの冗長化やサーバーの多重化などIT技術だけに目を向けがちだが、リスクマネジメントとしてサービス復旧や外部対応など総合的な運用計画には、コンサルティングサービスとの連携が重要という。ニュートン・コンサルティングとの提携により、BCP全体の強化が期待できるとした。
「BCPホットライン」は4月1日開設予定で、BCP策定・実施に関する相談をメール、Webフォームにて受け付ける。