SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine Day Special

2024年10月16日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

Gartner、2020年の世界における5Gネットワークインフラ支出が81億ドルに達すると予測

 米Gartnerは、世界の5Gネットワークインフラストラクチャの支出が、2020年には2019年のほぼ倍となる81億ドルに達する見通しを発表した。

 同社は、2020年の世界の無線インフラストラクチャ支出総額が、4.4%減の381億ドルに達すると予測。2020年の5Gネットワークインフラストラクチャへの支出は全体の21.3%に達すると見込んでいる。

 通信サービスプロバイダー(CSP)間の競争の激化は、5Gの導入ペースを加速させている。新しいO-RAN(Open Radio Access Network)とvRAN(仮想化無線アクセスネットワーク)のエコシステムは、現在のベンダーロックインを打破し、将来的にはコスト効率が高く俊敏な5G製品を提供することで、5Gの採用をさらに促進する可能性がある。

 同社は、中国(中国、台湾、香港)、日本を含むアジア太平洋地域の成熟国、北米のCSPによる5Gの人口カバー率が、2023年までに95%に達すると見込んでいる。

 短期的には、中国が5G開発で世界をリードしており、2020年における世界の5G投資の49.4%がこの地域に該当する。中国で製造された費用対効果の高いインフラストラクチャは、政府の支援や規制上の障壁の軽減と相まって、中国の主要なCSPが5Gのカバレッジを迅速に構築するための道を開いている。

 CSPは、通信ネットワークへの依存度の高まりに端を発した行動の変化を利用しようとしているため、5Gへの投資は2021年に緩やかに回復すると予測されている。2022年には、5Gへの投資がLTEおよび4Gを上回ることが見込まれる。

 Gartnerは、CSPが非スタンドアロンの5Gネットワークにスタンドアロン機能を徐々に追加していき、2023年までには世界のCSPの15%が、4Gネットワークインフラストラクチャに依存しないスタンドアロンの5Gネットワークを運用するようになると予測する。無線への投資がLTEおよび4Gから5Gに急速に流れ、レガシーRANインフラストラクチャへの支出が急速に減少すると見込んでいる。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/13283 2020/07/29 20:13

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング