UiPathと、ServiceNow Japanは、10月20日、広島県が8月14日から開始している「広島コロナお知らせQR」サービスを両社のプラットフォームを連携させて実現したことを発表した。ServiceNowの開発から実装については、ServiceNow Japanが三井情報と連携して行ったとしている。
UiPathは本年5月に内閣官房と新型コロナウイルス感染症関連対策に関する協定書を締結したほか、茨城県の新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(休業協力金)の支払業務の効率化を支援するなど、これらの施策に取り組んできた。
また、ServiceNow Japanも本年5月に広島県がServiceNowのクラウドプラットフォーム「Now Platform」を採用し、広島県職員向けの体調管理アプリや行動記録アプリを開発するなど、感染拡大防止に向けて取り組んでいる。
「広島コロナお知らせQR」サービスとは
飲食店やイベント会場など、施設を利用する際に、施設に掲示されているQRコードを読み取ってメールアドレスを登録した方に対し、感染者と同じ時間帯に同じ施設を利用したことが確認された場合に、接触した可能性があることを知らせる仕組みになっている。
また、お知らせを受けると、PCR検査の申込みが案内され、申込みフォームからPCR検査の申込みができるという。