IBMは16日(現地時間)、香港にLotusLiveサービスを支援する「クラウド・コンピューティング研究所」を設立したと発表した。LotusLiveは、企業間SNSや企業内外のコラボレーションツールなどをクラウドサービスで提供するプラットフォームだ。「クラウド・コンピューティング研究所」は、メッセージングサービスをグローバルなレベルで提供するハブとしての役割を担う。
提供されるメッセージングサービスの基盤は、同日に買収完了を発表したOutblaze社のものを引き継ぐ形となる。Outblazeは、中国、アジア圏でいち早くWebベースのホスティング型のメールサービスを開始した企業のひとつで、22か国以上、4,000万件以上のアカウントに対してメールやメッセージサービスを提供している。