オートメーション・エニウェアはGoogle Cloud と、インテリジェント オートメーションの導入を加速する戦略的な、複数年に及ぶ業務提携関係を結んだことを発表した。
この業務提携により、オートメーション・エニウェアの「Automation 360 プラットフォーム」は、Google Cloudで利用できるようになるという。また両社が、AIとRPAを活用したソリューションを相互に開発し、複数のGoogle Cloud製品にRPA機能を組み込むとしている。
Google CloudではApigee、Appsheet、AI Platformなどのサービスと、オートメーション・エニウェアのRPA機能を統合。これにより、APIの管理、ローコード、またはノーコードの開発、あるいはMLワークフローの開発とともに、自動化アプリケーションをスケールできる。両社は、特に、金融サービス、サプライチェーン、ヘルスケア、ライフサイエンス、通信サービス、小売、公共事業などの業界に重点を置いた、業界固有のユースケースに連動したソリューションを共同で開発していくという。
さらに、オートメーション・エニウェアでは、Automation 360をGoogle Cloudへ移行。これにより、同社はGoogle Cloudの優先RPAパートナーとなる。加えて、同社のソリューションもGoogle Cloudマーケットプレイスで利用できるようになるという。これにより、クラウド、ハイブリッド、オンプレミス環境間での展開が可能となり、すべてのアセットと環境全体で1つのビューと管理ウィンドウを提供できるとしている。
Google Cloud上でのオートメーション・エニウェア製品の利用は、2021年5月より一般向けに提供されるという。
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