NECによれば、製品出荷は10月5日から順次開始の予定。StarOffice Xシリーズ全体で今後3年間に2,500システムの販売を見込んでいるとのこと。
「StarOffice(スターオフィス) Xシリーズ」は次のような先進的な操作環境やコラボレーション環境を提供する。企業における個人の能力を最大限に引き出し、それらを組織力としてまとめ、企業価値の向上につなげることを目的とした製品だ。
(1)個人パフォーマンスの向上を追求した統合作業環境……全面的なAjax技術の採用、無駄を排除した画面デザイン、さまざまなWidgetを自由に配置することで使いやすい自分だけの作業環境にカスタマイズできる統合作業環境などにより、リッチなユーザエクスペリエンスを実現
(2)円滑な共同作業を支援する、企業向けにアレンジしたWeb2.0ツール……情報発信や相互議論が容易に行えるブログ、更新情報をリアルタイムに通知するRSSなどのWeb2.0ツールに、組織や役職に応じたセキュリティ設定機能を組み込むことにより、企業内でのブログや蓄積情報の安全・安心な利活用を促進(ブログ機能は2007年12月発売予定)。また、マッシュアップ機能の提供により、インターネット上のサービスや企業の基幹システム内のサービスとStarOffice固有のサービスを組み合わせ、新たな付加価値の創造を実現
(3)コンプライアンス経営を支援する堅牢な業務基盤……日本型階層組織構造に対応した利用者管理や、証跡ログで安全性の高い文書管理、企業の内部統制構築を支援するツールなど、企業のコンプライアンス経営を支援する業務基盤を提供
(4)多種・大量の情報の利活用を実現する情報管理基盤……NEC独自技術である、ネットワーク型に関連付けられた情報の高速検索技術により、記憶やノウハウに頼った関連情報でもすばやく到達できる情報管理基盤を提供(2008年度上期提供予定)
【参考】 Enterprise2.0対応コラボレーティブウェア「StarOffice Xシリーズ」の発売について(プレスリリース)