丸紅情報システムズは、クラウドDXソリューション「MAIDOA(マイドア)」を提供開始した。
本ソリューションは、「Google Cloud」をプラットフォームに利用して、IoTデータをクラウドに集約し、分析・見える化をワンストップで提供するサブスクリプション型DXソリューションサービス。AI・IoTを活用した環境モニタリング、メーター読み取り、タンク残量監視などといった製造・建設・農業のスマート化や、屋内位置測位、資産管理、3密検知、HACCP対策などオフィス・店舗環境の見える化の実現が容易になるという。
また、センサーやカメラなどIoTデバイスとの接続を実現し、業務内容に合わせて機能やユーザー画面を柔軟にカスタマイズすることが可能。「Google Cloud」をプラットフォームに利用した拡張性の高さと、瞬間的な負荷への耐久性も特長だとしている。さらに、「Google Cloud」のAIサービスと連携することで、AIシステムとして導入することも可能だという。
今後は、オプションサービスとして、エンジニアがクライアントの課題に合わせてAI開発を実証実験段階からサポートし、検証したAIモデルを「MAIDOA」へ組み込んで利用する「MAIDOA AI+」も提供。また、現場環境をバーチャル空間上に再現するデジタルツインサービス「NavVis」と連携し、作業生産性の向上や直観的な現場把握を実現する「MAIDOA Guide」もリリースする予定だとしている。
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