日立ソリューションズ・クリエイトは、医療機器におけるセキュリティ規格の認証取得をめざす企業向けに、対象となる医療機器のセキュリティ規格への準拠を支援する「医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービス」を販売開始した。
本サービスは、医療機器認証規格の認証取得に向けて、正式申請前にセキュリティ診断(ファジング診断など)を実施して課題を確認することで、円滑な認証取得をサポートするもの。セキュリティやハッキング知識を有する専任技術者が要件を分析し、医療機器に合わせて精度の高いセキュリティ診断を行うことで、見つかったセキュリティ課題への対策を支援するとしている。具体的なサービスの特長は以下の通り。
認証取得に向けた事前確認が可能
正式申請前に第三者によるセキュリティ診断を実施することで、対象機器のセキュリティ上の課題を確認。対象機器のプロトタイプ版でも実施できるため、製品開発の作業と並行しながら早い段階での課題の洗い出しや対策を行うことも可能だという。
認証取得におけるセキュリティ課題の報告と対策支援
医療機器のセキュリティ課題の報告に加えて、対策の助言を行うことで、認証取得へ向けた対応を支援するとしている。
幅広い医療機器に対応
ファジング診断などのセキュリティ診断を柔軟に組み合わせることができ、対象機器の特定機能に絞ったセキュリティ診断やぜい弱性への対策後の再確認など、さまざまな要望に対応。また、対象機器の特性や通信プロトコルに合わせて幅広い医療機器に対応するという。
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