日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、第一生命保険(以下、第一生命)のWebサイト「ミラシル」構築を共創パートナーとして支援したことを発表した。
第一生命では、中期経営計画「Re-connect 2023」におけるCX(体験価値)デザイン戦略に基づき、第一生命が提供する4つの体験価値(保障/資産形成・承継/健康・医療/つながり・絆)について、顧客体験を高めながら効果的に提供できるよう、新たなコミュニケーション・インターフェースの構築を検討。同戦略に基づき、2021年12月に顧客の属性や嗜好に合わせた情報提供を開始し、今後、チャットやオンライン面談を通じて保険に関する相談ができる機能を実装していくという。
また、日本IBMは「ミラシル」を軸に顧客体験の向上とデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進を目指す第一生命の共創パートナーとして推進。IBMインタラクティブ・エクスペリエンス(IBM iX)がソリューショニング、サービス構築までエンドツーエンドで支援したとしている。
新たなインターフェースを実現するソリューションとして、Acquia「Acquia Cloud」およびSalesforce「Salesforce Marketing Cloud」を採用。リアルタイムでパーソナライズされたコミュニケーションを実現したという。
今後同社は、第一生命の新たな顧客体験の提供と営業活動体験の向上を支えるデジタルトランスフォーメーションの実現に、今後も貢献するとしている。
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