NECは16日、高可用性クラスタソフトウェア「CLUSTERPRO X2.1シリーズ」の販売を開始すると発表した。「CLUSTERPRO」は、同社のクラスタソフトウェアの中核をなすシステムだが、「X2.1」はセキュリティや運用管理機能などを強化した新製品ということになる。
「CLUSTERPRO X2.1」では、企業が導入しているウィルス対策ソフト障害状況を監視し、ウィルス対策ソフトがダウンした場合に代替システムに切り替えるなどして、サービスが停止しないような機能が追加された。また、バックアップ支援機能として、OracleやSQL Serverに対して、データベースの更新を一時的に停止させ、バックアップ時のデータの整合性を確保する機能、稼働中のサーバーから待機サーバーに切り替えるときに、共有フォルダの設定を自動的に反映させる機能、さらに、管理画面の可視化を進めた。
「CLUSTERPRO X2.1」は2CPUのライセンスで600,000円からとなっている。ウィルス対策ソフトの監視機能は、トレンドマイクロの「ウイルスバスター コーポレートエディション」に対応したオプション製品が用意されている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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