Kore.ai Japan(以下、Kore.ai)は、アドバンスト・メディアと連携し、Kore.aiのコンタクトセンター(CcaaS)ソリューションである「SmartAssist」に、音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載し、提供を開始した。
SmartAssistは、世界初のAIネイティブ型エンドツーエンドCall Center as-a-Service(CCaaS)。同社の会話型AIプラットフォーム「Kore.ai Virtual Assistant Platform」を基盤に、会話型IVR(自動音声応答システム)やバーチャルアシスタント、コールデフレクションを組み合わせることで、インバウンドのカスタマーサービスコールにおけるエンドツーエンドのコール自動化を実現するという。
これまで音声認識エンジンとしては、Azure Cognitive Services、Google Cloud Speech API、Nuanceを搭載していたが、今回初めて、国内ベンダーの提供する音声認識エンジンとして、アドバンスト・メディアの「AmiVoice」を搭載。これによりSmartAssistユーザーは、追加料金なしで、コンタクトセンターの音声認識エンジンとしてAmiVoiceを選択することができるようになったとしている。
コンタクトセンター業務においてAIが対応する際は、コンタクトセンター利用者とAIが対話する際の音声認識に、AmiVoiceを活用。また、オペレーターが対応する際は、AIが利用者の発話内容をリアルタイムに文字起こししてオペレーターを支援し、音声認識にも活用されるという。
【関連記事】
・Kore.aiとIIJ-EG、サポート業務委託契約締結で国内ユーザー支援を強化
・NECが「高性能音声解析」を開発 自由会話でも高い認識精度
・サイバーエージェント、AI音声対話サービスで福井県のDXを推進