日立ソリューションズ・クリエイトは、「工場セキュリティソリューション」にSkyの「SKYSEA Client View」を連携させて、OT資産の管理やセキュリティポリシーの管理など統合的な管理を実現するオプションを追加し、8月25日から販売開始した。
工場セキュリティソリューションは、製造現場のセキュリティ強化を支援するサービス。SKYSEA Client Viewは、オフィス内のIT資産のセキュリティ対策や資産管理を行うソフトウェア。工場セキュリティソリューションにSKYSEA Client Viewを組み合わせることで、「制御システム脅威検知ソリューション」で収集した資産情報を取り込み、IT資産だけでなく工場内のOT資産を含む一括した資産管理を実現するという。
また、SKYSEA Client Viewから「標的型攻撃対策ソリューション」が導入されているすべての資産へポリシー設定を一括配信することで、セキュリティポリシーの管理が可能になる。今回の連携により、生産ラインへの負荷を抑制しながら、IT/OTの資産管理業務の一元化とセキュリティポリシーの一括管理が可能になり、生産ラインの安定稼働に貢献するという。
【関連記事】
・NRIセキュア、工場のOT/IoTのセキュリティ可視化・監視サービス「マネージドNDR」を提供へ
・日本テレビ、グループ24社のセキュリティ対策を明らかにするために「Secure SketCH」を導入
・WithSecure、セキュリティ上の疑わしいアクティビティの可視化向上オープンソースツールを発表