ウイルスバスター Corp.10は、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」を構成するファイルレピュテーション技術を用いた、クラウドサービスとクライアントPC/サーバーが連携しファイル検索を行う新機能「スマートスキャン」が搭載されている。
「スマートスキャン」では、必要最小限のパターンファイルだけをクライアントPC/サーバーに配信。必要に応じてクラウド上のパターンファイルを参照する。クラウド上のパターンファイルは最新の脅威に対応できるようにトレンドマイクロが管理を行うため、クライアントPC/サーバーのパターンファイルを頻繁に更新しなくてもセキュリティが維持できる。
その他、USBメモリなどのリムーバブルメディアを、各ユーザ企業の利用ポリシーに応じて柔軟に使用制御設定できるよう、デバイスコントロール機能が強化されている。
ウイルスバスター Corp.10は、2009年第4四半期(10月~12月)に次世代OSのWindows7およびWindows Server 2008 R2に対応するほか、プラグイン製品の提供によりMac OSへの対応する予定だという。