ゼットスケーラーは、「Zscaler Digital Experience(ZDX)」の監視サービスとZoom Video Communications, Inc.のアドオンプラン「Quality of Service Subscription(QSS)」の新たな統合を発表した。
この統合により、リモート ワークを行う全従業員の品質パフォーマンスのメトリクスの確認や分析を、ほぼリアルタイムで行うことが可能になるという。より詳細なテレメトリーデータから得られるインサイトをもとに、IT部門は従業員の活動に影響するデバイス、ネットワーク、サービスのトラブルシューティングに迅速に対応でき、生産性やユーザー エクスペリエンスを向上させることができるとしている。
その他、新機能の追加要素は以下の通り。
- 全社規模の品質の管理と分析:IT部門は、組織の規模に関係なく、社内の全ユーザーのZoomセッションから詳細なパフォーマンス メトリクスと実用的なインサイトを獲得することが可能
- リアルタイムの検出とトラブルシューティング:ミーティング、ウェビナー、音声通話が進行中であってもリアルタイムでZoomの品質を監視でき、劣化の検出と根本原因の解決が可能
- 価値実現時間(TTV)の短縮:ZDXが各ユーザーの典型的なユーザー エクスペリエンスを自動的にベースライン化し、学習したベースラインから通話品質が逸脱した際にIT部門にアラートを送ることができるようになった。これにより、サポート部門は迅速に対応して根本原因を特定し、デバイス、ネットワーク、またはアプリケーションを担当する各部門に対して問題解決に必要なインサイトを提供する