マルハニチロは、より効率的な働き方の実現のため、2022年10月より請求書の受領・申請・承認・保管業務のデジタル化・ペーパーレス化の運用を開始した。
同社は経理業務の中で特に紙の取り扱いが多かったという。業務負荷の高い請求書関連の業務プロセス見直しによる標準化と効率化に向け、請求書の受領は郵送やメール形式から、受領段階で電子化するソリューションまたは企業間で請求データを授受可能なプラットフォーム活用へ変更したという。受領後における社内での申請・承認・保管作業についてもデジタルで一元管理するシステムを導入した。
この運用により年間24万枚(A4サイズ換算)の紙の削減、受領請求書業務の約12,000時間の効率化が見込まれるという。今後、同社の国内グループ会社への展開も計画しているとした。
【関連記事】
・ニチガス、請求書の電子データ化など経理DXを推進
・NEC、ペーパーレス化推進のため「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入
・コンカーとインフォマート、栃木県の会計処理で「Concur Invoice」を活用した実証実験開始