ハイキューブは、オープンアーキテクチャを採用し、階層型、リレーショナル型、多次元型の3種類のデータ管理手法を組み合わせた、統合型フレームワークのBIソフトウエア。集計項目に対して、スライシング&ダイシング、ドリルダウン&ドリルスルー、アドホッククエリ等の優れたOLAP処理を行うことができる。
また、What-If分析によるシミュレーション展開も可能で、シミュレーションのダッシュボードへの出力、レポート作成から配信にいたる一連のプロセスを、ハイキューブですべて行うことがでる。
他ソフトウエアとのインターフェースとしては、SAP R/3、MATLAB、Excel、DB2、MS SQL、そのほかのODBCを介したデータベースなどに対応したものが、オールインワンで標準装備されているという。。
また、分析レポートの作成には25種類のグラフテンプレートを備えており、容易な操作で、ユーザー自身が必要に応じて分析、シミュレーションを行うことができるデスクトップ型アプリケーションでもある。付属の「ハイキューブ・ウェブ・ビューワー(HiQube Web Viewer)」を使用すれば、複雑なサーバシステムを導入することなく、通常使用しているクライアントマシンのWebブラウザを使用して、作成したレポートやグラフをリアルタイムで閲覧することができる。