Sansanは、日本政策投資銀行(以下、DBJ)が、インボイス管理サービス「Bill One」を導入したと発表した。
DBJでは、年間約2万枚の紙の請求書を受領しており、請求書情報を経費精算の管理システムへ手入力し目視で確認するなどの作業が、年間4,000時間発生していたとのこと。また、新たな法制度への対応のために、今後さらに担当者の工数が増える懸念があり、業務フローの見直しが求められていたという。
そこで同行は、Bill Oneの導入を決定。「Concur Invoice」と連携させることで、請求書をBill Oneが代理で受け取りデータ化し、その情報がConcur Invoice上に反映されるという。担当者は、紙の請求書に直接触れることなく支払い情報を管理できるようになり、業務負荷の軽減だけでなく、リモートワークしやすい環境づくりにも寄与するとしている。
また、請求書業務の効率化だけにとどまらず、将来的な法改正への対応と法改正にともない発生する担当者の作業負担を低減するという。
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