デル・テクノロジーズは、クラウドストライクと連携したセキュリティソリューション「Dell SafeGuard and Response with CrowdStrike」を国内で提供開始したと発表した。これにより、企業は脅威からの保護、およびデバイス、システム、クラウド保護を強化し、サイバー攻撃に対応できるという。
同ソリューションでは、「SafeGuard and Response」のポートフォリオに「CrowdStrike Falcon プラットフォーム」を組み込むことで、サイバーセキュリティソフトウェアの選択肢を増やしたという。企業はエンドポイントやワークロード、ID、データといった企業リスクの重要な領域を保護するために、脅威の検知や調査、対応を加速させる一連の拡張防御サービスにアクセスできるとのことだ。
また、併せて「Dell Secured Component Verification」の提供開始も発表。これは、法人向けPCの製品改ざんリスクを低減するのに役立つとしている。同ソリューションは、デジタル証明書を生成し、安全なクラウド環境に保存。この証明書には、工場内の主要なPCコンポーネントが記録されるため、納品後にIT部門が対応する証明書と照合してPCのレビューを行い、コンポーネントの完全性を確認することができる。IT部門はPC全体を単一のビューで確認することができるため、時間を節約しながらセキュリティを強化できるとしている。
同社は、このソリューションによってクラウドベースのオプションを拡張し、さらなるサプライチェーンの保証体制を強化するという。
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