ARアドバンストテクノロジ(以下、ARI)は、生成AIの活用に関する意識調査の結果を発表した。
調査結果(抜粋)
生成AIの認知「知っている」26%、「聞いたことがある」37.5%、「知らない」36.5%
生成AIについてどの程度知っているか尋ねると「どういうものか詳しく知っている」「ある程度知っている」は合計で26%。「聞いたことがある」は37.5%、「知らない/聞いたことがない」と回答したのは36.5%となった。性別で見ると「知っている」と回答した女性は15.9%と、男性の33.1%と比較すると約半数の割合に。特に女性50代は「知らない/聞いたことがない」と回答した割合が最も高く53.2%だという。
生成AIを知っている人のうち、業務での利用経験者は32%
業務、プライベートでの利用状況をそれぞれ尋ねたところ、業務で「現在利用している」は20.8%、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」は11.2%。生成AIを知っていても、68%の人が業務では「これまでに利用したことがない」との回答が得られた。
また、業務での利用経験有無で生成AIに対するイメージを確認したところ、利用者/利用経験者は全体的に非利用者に比べポジティブなイメージを持つ傾向が高くなったとしている。
勤め先での生成AI利用に関する規定やルール「現在、規定やルールがある」は9.6%
現在の勤め先で、生成AIの利用に関する規定やルールがあるか尋ねたところ「現在、規定やルールがある」と回答したのは9.6%、「現在はないが、今後できる予定」は17.4%。今後も含めて27%が「ルールや規定がある/できる」と回答したという。
生成AI利用について、勤め先での「トレーニングや講習を行った/行っている」のは4.1%。「現在は行っていないが、今後行う予定」は16.3%
生成AIの利用について、勤め先での社員向けトレーニングや講習の有無を確認したところ「トレーニングや講習を行った/行っている」と回答したのは4.1%、「現在は行っていないが、今後行う予定」と回答したのは16.3%。今後も含めて「トレーニングや講習を行う」のは20.4%と、ルールや規定を設定する企業より7%弱低い結果となっている。