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3種の「仮想フォルダ」で、脱・SQL

エイコット、BI指向のデータ管理ソフト「PowerFolder Version2.0」販売開始

これまでのデータベース検索は、SQLが標準になっていると考えられており、SQLを用いたデータベースソフトウェアが主流となっている。

しかし、エイコットによれば、「SQLは、専門的な知識を持たない人には扱いが難しいという点や実際に検索を行わないと動くかどうかが判断しにくい点などが課題」であったという。この課題を解決すべく、2007年に「仮想フォルダ」を備えたデータ管理ソフトとして販売されたのが、第一弾「PowerFolder」だ。

今回、発売されるのは、従来品のバージョンアップ版である「PowerFolderVersion2.0」。

PowerFolderは、「条件フォルダ」「見出しフォルダ」「列挙フォルダ」の3種類の仮想フォルダを組み合わせるという仕組みを用い、表形式のデータを検索・整理・分類することができるデータ管理ソフト。誰でもすぐに使えるように配慮し、グラフィカルな仕様にすることで、誰が見ても伝わるように構築。さらに、画面設計、帳票設計、集計、グラフ、組込み関数、表の関連付け、アクセス制御等の機能を備え、様々な分野への応用が可能だ。

新発売したVersion2.0は、グラフ表示への切り替えタグをクリックするだけで、グラフができるように強化。また、表、フォルダ、レコードの単位で所有者、グループ、管理者のレベルできめ細かなアクセス制御が可能になり、よりセキュアな作りとなっている。また、数値演算、日付関連、文字列操作、他表へのアクセスなどの組込関数群を強化、カラム間の演算や組込関数を使用してアプリケーションを作り易くするための環境を強化するなどの機能が追加されている。
 

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「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

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