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藤田医科大学、IBMと協業し電子カルテ・医療情報基盤を稼働 医療データ利活用でDX推進へ

 藤田医科大学と日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、10月2日に開設した「藤田医科大学 羽田クリニック(以下、羽田クリニック)」の包括的な電子カルテ・医療情報基盤をクラウド環境上に構築し、利用開始したことを発表した。

 藤田医科大学は、新電子カルテ・医療情報基盤を活用することで、健診から医療、予後(病気や治療などの医学的な経過に関する見通し)にわたり、患者や臨床の医療者のデータ利活用を支えるという。これにより、厚生労働省が提唱する「医療DX令和ビジョン2030」に先駆けて、医療デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進するとしている。

 羽田クリニックの新電子カルテ・医療情報基盤には、藤田医科大学病院と同じIBMの病院情報システムIBM Clinical Information System(CIS)を使用。IBMのデータ連携基盤を活用し、国際標準規格のFHIRに準拠した外部のヘルスケア・ソリューションとのデータ連携が可能だという。また、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)が提供するクラウドコンピューティング上で稼働することで、ベンダーや業界を超えてデータを相互交換できるとのことだ。

 日本IBMは、羽田クリニックの電子カルテ・医療情報基盤の構想策定、導入、他部門との連携インターフェースの導入・設定、テストを支援。またAWSは、同社サービス選定・構成検討・院内におけるクラウド利用ガイドラインの作成サポートなどを行ったという。これにより、医療機関におけるクラウド上での電子カルテ・医療情報基盤の構築に向けたセキュリティーの向上を支援した。

 藤田医科大学と日本IBMは今後、AWSの医療機関向けに特化したコンプライアンスに遵守したテクノロジーを活用し、医療DXをともに推進していくとしている。

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