WithSecure(ウィズセキュア)は、Salesforce環境のコンテンツリスク診断を行うブラウザベースの無料ツールを提供開始することを発表した。
この診断ツールによって、ユーザーはWebページからいくつかの項目に回答することで、クラウド環境において自社の持つリスクを知ることができるという。

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クラウドサービスでは「責任共有モデル」が大原則となっており、サービスプロバイダーとその利用ユーザー企業のセキュリティの責任範囲が規定されている。Salesforceは認証、ルール、ユーザー権限、ロールなど、システムおよびアプリケーションレベルといったセキュリティをカバーし、ユーザー企業はSalesforceにアップロードした/されたファイルやリンクなどのコンテンツのセキュリティを確保できるとしている。
同社は既に、Salesforce環境でのコンテンツ保護サービス「WithSecure Cloud Protection for Salesforce」と、コンサルティングサービスの一環としてクラウド環境診断をポートフォリオにもっている。今回提供を開始するSalesforce環境のコンテンツリスク診断ツールはそれらから培った知見をベースにしているものだという。
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