NECは、「NEC デジタルツインソリューション 現場可視化・分析サービス」の販売を3月25日より開始すると発表した。
同サービスは、物流倉庫や製造工場、建設現場など、人が働く特定の空間にAIを搭載した機器を設置することで、データを取得・分析して現場業務と作業状況をレポーティングするもの。詳細は以下の通りだという。
- 専用パッケージ導入によって現場業務を可視化:ハードウェアと分析用ソフトウェア、現場撮影用カメラといったパッケージ化されたシステムを導入することで、現場作業者の作業内容や作業時間、作業状況を把握するための行動をデータとして可視化
- 可視化から分析レポート作成までの作業工数を削減:カメラで撮影した長時間の映像データを元に、作業量や作業プロセス、作業時間帯別の観点で現場作業状況を可視化して分析
NECは同サービスによって、今後3年間で約4億円の売上を目指すとしている。また2024年度中に、このサービスで取得したデータを活用して業務プロセスマイニングや最適化シミュレーションを実現するシステムやサービスを拡充していくとのことだ。
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