SCSKとトヨタコネクティッドは、安心・安全なモビリティ社会の実現に向け、車両のコネクティッドサービス分野における「販売」「開発」「研究」「データ利活用」の4領域で協業を開始する。
両社は、SCSKが持つ技術力やサービス開発力に加え既存のモビリティ関連サービスと、トヨタコネクティッドが持つフリートマネジメントサービスを組み合わせ、協業を推進するという。概要は以下のとおり。
1. 販売
- 両社のチャネルを活用した東南アジア地域のフリート事業者へのサービス導入機会の創出
- 新たなチャネルおよびマーケット開拓に向けた調査検討と販売先の拡大
2. 開発
- 両社にて迅速な開発と新たなコンテンツ開発を実現するアジャイル開発チーム組成の検討
3. 研究
- 東南アジア地域への展開を後押しするコンテンツの拡充(新機能や新サービス)の共同検討と検証
- マルチOEMや既販車展開にともなうデバイス戦略と高機能化および低価格化の検討
4. データ利活用
- 車両データの解析/価値向上に拘ったフリートマネジメントサービスの創出および各種サービスへの新たな価値生成
両社は、東南アジア地域の一部において2023年より車両管理および運転スコアリングを活用した実証実験を開始。2024年4月に両社のサービスを連携、融合した統合フリートマネジメントサービスの提供を予定しているという。今後、同サービス提供を皮切りに、東南アジア地域での交通社会の安心・安全向上のため、地域特性に合わせたサービス開発・展開を推進するとしている。
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