日本オラクルは、北海道を中心にソフトウェア開発、システム・コンサルティング、システム・ネットワーク設計などの事業を展開するHDCとの連携を強化すると発表した。
具体的には、HDCが提供する地方自治体向け総合行政情報システム「STARS V3」(以下、STARS)をガバメントクラウドに採択された「Oracle Cloud Infrastructure」(以下、OCI)に対応させる。HDCのパートナー企業が保有するパッケージ製品を含め、OCIを活用したサポートとサービスを提供するという。
両社が連携を強化する分野は以下のとおり。
- 標準化対象業務のガバメントクラウド移行のためのOCI対応:日本オラクルはOCIの各種サービスを活かしたSTARSのガバメントクラウド移行を支援。HDCと連携するパートナー企業のパッケージソリューションについてもOCIへの移行を検証
- ローコード・ツールやOCIのAIサービスを利用した付加価値の提供:オラクルが提供する生成AIサービスや「Oracle APEX」などを利用して自治体が抱える課題を解決することを目指す。STARSとの連携で住民の利便性が高まるサービスを提供
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