Ivanti Software(以下、Ivanti)は5月8日、ライフネット生命保険が、IvantiのSaaS型ITサービス管理ソリューションである「Ivanti Neurons for ITSM」の本番稼働を開始したことを発表した。
ライフネット生命保険は、業務全体に影響があるものはIT部門全体で対応していたが、インシデント管理については企画部と運用部で別々に管理をしている状況だったという。またIT部門は、社員からのITリクエスト手段が統一されておらず、対応記録を利活用することが難しかったため、ITサービスのコストに負荷が掛かっていた。以前から、複数の製品からなるITサービス管理をオンプレミスで運用していましたが、今後のビジネス展開と拡張性を踏まえ2022年からクラウドのITサービス管理へ集約することを検討し始めたとしている。そのような中、選定の条件を満たすIvantiのSaaS型ITサービス管理ソリューションである「Neurons for ITSM」を選定し、2023年8月に本番稼働を開始した。
同社は今後、IvantiのITサービス管理である「Ivanti Neurons for ITSM」の効果測定を順次実施する予定だとしている。
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