TeamViewerは、Ivantiとの協業を発表した。両社はIvantiのモバイルデバイス管理機能「Ivanti Neurons for MDM」を活用することで、チームビューワーのリモート監視・管理(RMM)ソリューションが強化され、デスクトップやモバイルなどのIT資産に、指定されたセキュリティ、コンプライアンス、管理機能を提供することが可能になるとしている。

同パートナーシップにより、「TeamViewer Remote」と「TeamViewer Tensor」のユーザーは、デバイス群を1つのプラットフォームで管理できるようになるという。具体的な機能は次のとおり。
- 360°デバイス管理:指定されたアクセス権と事前定義されたアプリを持つ企業プロファイルをリモートで展開。これにより、iOSまたはAndroidを実行するモバイル機器の包括的なオンボーディング、管理および監視ができる
- セキュリティの向上:グローバルなデバイス・フリートへのポリシーやパッチのリモート・ロールアウト、PIN、生体認証、二要素認証などのセキュリティ対策が可能となる
- コンプライアンス強化:デバイスの位置や使用状況を追跡・記録する監査機能が備わっているため、法律に反する危険な使用回避をサポート
【関連記事】
・TeamViewerジャパン、エンタープライズ企業を積極開拓へ──日本市場向けの事業戦略を発表
・TeamViewer、SAPとの戦略的パートナーシップ締結で市場拡大を狙う
・TeamViewer、Viscopicの買収でMRテクノロジーなどを強化
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア