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INDUSTRIAL-X、DXプロジェクト企画を自動で立案する「DX plus」発表 特許も出願中

 INDUSTRIAL-Xは、DXプロジェクト企画立案をワンストップで支援するサービスツール「DX plus(ディーエックスプラス)」を提供開始した。同サービスは、「Resource Cloud(リソースクラウド)」会員のRCスタンダード、RCビジネス向け。現在、特許を出願中だという。

 DX推進者やDXコンサルタントが、企業の組織全体の課題を構造的に理解し、目的に合わせて最適なソリューションを検討・導入するための、DXプロジェクト企画支援サービスツールだとしている。

【1】組織全体の課題を構造的に把握可能

 まずは、業種もしくは部門を選択。その選択ごとに、縦軸にビジネスを構成する要素としての「人、プロセス、データ、モノ」を配置し、横軸に一般的なバリューチェーンを配置。ビジネスを構成する要素やプロセスなどの境目に発生する課題を抽出するという。

 この課題抽出アプローチは、同社が提唱する「境目課題フレームワーク」を基にしており、これまでのコンサルティング業務を通じて蓄積した独自のナレッジを反映しているという。「物流」や「組み立て製造業」などの10業種と「営業・マーケティング」「情報システム」など5部門に対応。今後、対応業種を増やし、対応業種外の相談にも別途応じることを予定していると述べている。

【2】企業としてのありたい姿を確認可能

 その企業がDX推進によって現状の課題を認識した上で、目的別にありたい姿の仮説を提示。課題と併せて仮説をもとにした、ありたい姿を確認することで、現状の課題とありたい姿をスピーディーに検証可能だという。

【3】独自の視点からソリューション比較一覧表を作成

 その企業が目指すありたい姿を実現するために、複数のソリューションを提示。それぞれのソリューションごとに複数の商材を比較表で確認することが可能だという。また、そのソリューション選定時のポイントや、導入事例に基づいた概算見積もりも事例として提示。これにより、「どのソリューションを検討して良いのかわからない」「検討しているケースの金額規模感がわからない」といった悩みの解決をサポートすると述べている。

【4】ソリューション導入にあたり独自ノウハウも作成

 同社は製造業、建設業、メディア、商社、自治体に至るまで100社超の業界においてDX推進を支援してきた支援実績により、それぞれのソリューションの特徴を把握しているため、最適なソリューション選定のヒントになるとしている。

【5】選定に困った時のAIチャット相談

 同サービスを利用してソリューションの選定を行っている際に疑問が生じた場合、チャット形式での「AIに相談する」機能を使って回答を得ることで、DX推進を支援。また、同社コンサルタントへの相談や、詳細見積の依頼も同サービスから連携しているという(一部有料)。

同サービスをおすすめする人

  • 自社保有を問わず、様々なソリューションプロダクトをセールスする営業会社
  • 融資先企業の経営支援をする銀行
  • 特定の領域で企業の支援をする士業(行政書士、税理士、社労士など)
  • その他、企業の経営に関わる領域で支援する立場の人

今後の展望

 同サービスには、INDUSTRIAL-Xが蓄積しているナレッジに加えて、生成AI技術を活用し、AIチャット機能を搭載。この機能では、利用者が自然言語で問い合わせると、生成AIが適切な回答を自動で生成し、DX推進をサポートするという。今後は、AIによる課題抽出機能の開発なども検討し、製品に取り込むことで、利用者の利便性向上を図る予定だとしている。

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