まず、2010年1月より人材管理アプリケーション「PeopleSoft Enterprise 9.1 Human Capital Management」を提供開始。その後、CRMアプリケーション「PeopleSoft Enterprise 9.1 CRM」、および財務会計とSCMアプリケーション「PeopleSoft Enterprise 9.1 Financials and Supply Chain Management」を順次出荷してく予定。
最新版「PeopleSoft Enterprise 9.1」は、150社以上の顧客企業からの要求に対応し1,350の新機能を追加。ユーザー画面の改良に加え、分析ツールやレポート機能において容易かつ直感的な操作が可能となった。また、開発生産性の向上や導入、運用と保守などシステムのライフサイクル管理が拡充。これにより「PeopleSoft Enterprise 9.1」による基幹業務システムの性能とユーザーの生産性を向上し、投資対効果の迅速な獲得を支援する。
「PeopleSoft Enterprise 9.1 Human Capital Management」においては特にタレント・マネジメントに関する機能の追加と強化が行われている。新機能としては後任者計画を行う「後任計画(Succession Planning)」が追加。同機能は、「9ボックスレイティング」により、各人材の現在のスキルレベルと目指すべき方向性を論理的に表示する。その上で企業全体や組織、また役職や役割に必要な人材像を客観的に把握し、その人材像に必要なスキルとそのスキル習得に必要なトレーニングなどを効果的かつ迅速に判断、提案する。
また、2009年10月より日本オラクルが提供を開始した小売、流通サービス業界の各店舗や拠点でのシフト計画作成を可能にするアプリケーション「Oracle Workforce Scheduling」との連携機能を提供し、派遣契約社員やアルバイトなどの人材開発・活用を高めていくことができるようになる。
【関連URL】
・オラクルの人材管理アプリケーション概要
http://www.oracle.co.jp/campaign/hcm/index.html
・「PeopleSoft Enterprise」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/peoplesoft-enterprise.html
・「PeopleSoft Enterprise」顧客事例
http://www.oracle.co.jp/campaign/hcm/showcase.html