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チェック・ポイント、Harmony SASE上で生成AIによるアシスタントのプレビュー版を提供

 2024年11月6日、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(以下、チェック・ポイント)は、新デジタルアシスタントツール「Infinity AI Copilot」を発表した。

 同ツールは、Harmony SASEユーザーに対応した、ネットワークセキュリティ管理を効率化するものだという。なお、現在はプレビュー版が利用可能とのことだ。

Infinity AI Copilotのメニュー画面

 Infinity AI Copilotは、Harmony SASEのタスクを効率化するために設計された高度なAIチャットツール。問い合わせや回答は、日本語を含むマルチ言語に対応しているという。同ツールは、新しいルールのセットアップから機能の設定、トラブルシューティング、効率的な運用のためのベストプラクティスの解説までの業務をサポート。複雑な作業をシンプルにし、マニュアルや資料を確認する手間を省くことで、時間短縮を実現するとしている。

 詳細は以下のとおり。

  • 導入から設定までサポート:Harmony SASEを初めて使う場合でも、既存の環境を拡張する場合でも、Copilotがプライベートアクセスとインターネットアクセスの設定、 ファイアウォールのルールの追加、その他のネットワーク設定までを支援。これにより、短時間で確実なシステム導入を実現する
  • セキュリティの設定を支援:セキュリティの設定について、CopilotがファイアウォールやWebフィルタリングルールの評価・管理といった日常的なタスクに関するアドバイスを行う。これにより、業界標準に則ったネットワークセキュリティを確保できる
  • 特定の機能に関する情報を提供:IDプロバイダーからチームメンバーをインポートする際、Copilotの案内に従ってユーザーの連携や管理ができる

 また、同社は以下のような活用シーンを紹介している。

  • 特定のウェブサイトへのアクセス制限:組織のネットワーク全体で、特定のウェブサイトへのアクセスをブロックする必要がある場合、Copilotを使用することで、Webフィルタリングルールの設定に必要なステップを確認できる
  • マルウェア検出時の対応:Harmony SASEのログでマルウェア検出のアラートが表示された場合、感染したデバイスの隔離、完全なマルウェアスキャンの実行、今後のリスク軽減のためのセキュリティポリシーのアップデートなど、マルウェア検出後に実行すべき手順を示すと同時に説明する

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