「IPカメラ版映像集中管理システム」は、IPカメラ、映像蓄積サーバ、保管サーバ、オペレータPC等から構成されるIPカメラの高精細画像のモニタリング・蓄積~検索・閲覧までを統合的に行えるシステム。多数の監視カメラが必要なユーザーを対象とした商品で、特にデータセンタや金融機関が主なターゲットとなる。
日立電サによれば、監視カメラ市場では、アナログからIPへのシフトが進むと共に、ニーズも従来の防犯・防災目的だけでなく、多様化・高度化。入退室管理に加え、行動管理や作業状況の監視に対するニーズがあったり、証跡として使用するために映像の高画質化や、データの長期保存とセンタ集中管理に対するニーズが出てきたという。
本システムでは、個別制御が可能なIPカメラの特徴を活かし、『イベント優先ライブ表示』や『クイック検索』などの新機能や、『自動集中バックアップ』や『障害検知』などの高信頼機能を備えている。
なお、本システムは「日立電サ」が提供する物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor」のラインナップの一つとして、入退室管理等の機能とも連携が可能だという。
提供価格は、IPカメラ10台、サーバ(映像蓄積と保管)1台、管理PC1台の構成で250万円(本体価格238万円)~(工事費別)。
今後3年間で15億円の販売を目指すという。
【関連URL】
・物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor」
http://navi.e-densa.com/main/detail/webvisor-1.html?ad=l&ns=001
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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