マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング(以下、MFCC)は11月21日、ミチビクの全株式取得に関する株式譲渡契約を締結したと発表した。株式取得の実行予定日は11月28日で、ミチビクはMFCCのグループ会社となり、マネーフォワードグループに参画する予定だ。

ミチビクは、取締役会DXプラットフォーム「michibiku」と内部統制DXプラットフォーム「conkan」を提供している。これらは取締役会や内部統制業務の効率化、意思決定プロセスの可視化を支援し、企業のガバナンス強化に寄与するものだ。
MFCCは、連結会計や予算管理、経営管理プラットフォームを展開し、クラウドサービスおよびAI活用のコンサルティングを拡充している。今回のグループジョインにより、ガバナンス領域のサービスを拡大し、非財務情報管理も含めた幅広い経営管理ニーズに対応する体制を強化する方針という。
また、両社の持つ顧客基盤を活用し、サービス連携やクロスセルの推進を図ることで事業成長を加速する狙いもあるとした。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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