両社の提携は、仮想デスクトップの細部にわたるエンドポイントのセキュリティ対策を実現するニーズに対応し、さらに仮想化することで生じる拡張性、パフォーマンスおよび複雑な変更などに対処することを目的としたもの。
シトリックスは、ソリューションの一環として、全てのウィルススキャニングおよびウィルスシグニチャファイルの更新を集中管理し、その処理にかかわる動作を個々のVM(Virtual Machine=仮想マシン)から解放できるように、VDIベースの仮想デスクトップに対するセキュリティソリューションをマカフィーと共同で開発することを計画している。
この結果は、2010年下半期に発表される予定で、3つの主要なハイパーバイザー、Citrix XenServer、Microsoft Hyper-VまたはVMware ESXのいずれでもXenDesktopの配備を確実に行うことができるようになるという。
また、マカフィーとシトリックスはCitrix XenClientおよびCitrix XenServerに取り込むハイパーバイザーネイティブ検出機能を現在共同で開発しており、エンドポイントのセキュリティに注力していく構えだ。