Snowflakeは、OpenAIとの新たな協力体制を構築した。複数年にわたる2億ドルのパートナーシップ契約となっており、両社はイノベーションと市場投入に向けた共同の取り組みを強化し、AIエージェントを世界中の企業に広く提供することを目指すとしている。
このパートナーシップ契約により、SnowaflakeはOpenAIのモデルを「Snowflake Cortex AI」において3大クラウドで提供するとのことだ。CanvaやWHOOPなどがOpenAIモデルを自社のエンタープライズデータで活用し、深いリサーチを行い即時のインサイトを獲得することが可能になると述べている。GPT-5.2をはじめとするOpenAIモデルが、「Snowflake Intelligence」内で利用できるようになるとのことだ。
パートナーシップによる主なメリットは、以下が挙げられている。
- 共同での製品イノベーションの推進:SnowflakeとOpenAIのチームは緊密に協業し、OpenAI Apps SDK、AgentKitおよびAPIを活用した新機能を提供することで、エンタープライズ共通のワークフローを強力に支援していく
- カスタマイズされた相互運用性のあるAIエージェントの構築:両社は、管理されたデータをもとに推論を行い、各種ツールやアプリケーションを横断して実行に移せる最先端のAIエージェントの構築を支援する。Cortex AIを基盤とするこれらのエージェントは、企業のデータ上で直接動作するため、安全で高いインパクトのをもたらすインテリジェンスを大規模に展開することが可能
- AIによるデータとインサイトの民主化:GPT-5.2などのOpenAIモデルを搭載するSnowflake Intelligenceにより、コードの必要なく自然言語であらゆる構造化・非構造化データのクエリ、解釈を行い、意味を引き出すことが可能に
- エンタープライズ対応のガバナンスと信頼性:Snowflakeには、99.99%のアップタイムを保証するサービスレベル契約による、事業継続および障害復旧機能が組み込まれており、企業のAIの取り組みが停電や災害により中断されないようにする。顧客は、Snowflake内に持つ自社の占有データと合わせてOpenAIモデルを安心して安全に利用しつつ、Snowflake Horizonカタログで提供されるエンドツーエンドのガバナンスと責任あるAI管理も活用可能に
- マルチモーダルAIによる深いインサイトの獲得:Snowflake Cortex AI Functionsにより、最新のOpenAIモデルを活用してあらゆる種類のデータを分析可能に。表形式のデータからテキスト、画像、音声まですべてを、顧客が普段から信頼して利用しているデータ言語のSQLを利用してシームレスに扱える
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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