KDDIは、クラウド環境上に構築された音声通話・データ通信やau PAYなど一部サービスにおける障害原因を即時に特定する復旧支援AIエージェントの運用を開始した。
同AIエージェントは、障害が発生したサービスとシステムの相関、設備アラームの発生状況、メンテナンス作業の実施状況などを統合的に分析して原因を特定するもの。複数システムに関わる障害をアラームで検知すると、運用向けデジタルツインに対し中心性分析を用いて障害が発生したサービスとシステムの相関を分析し、数多くのアラームの中から障害の起点の可能性が高いシステムを即時に障害原因として特定。設備アラームの発生状況、メンテナンス作業の実施状況といった複数の情報と組み合わせることで、障害原因としての精度を高めるとしている。
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KDDIは、サービスごとにネットワークやシステムに関する情報を構造化することで、AIエージェントによる分析を可能にしたという。これにより運用担当者は、複数のシステムに関わる複雑な障害も容易に原因を特定できるとのことだ。
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また、同AIエージェントと連携し、設備の切り離しといった具体的な復旧措置や、故障部位の交換対応時などに必要な保全作業を実行する「保全AIエージェント」を2026年度に導入予定だとしている。
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