日立システムアンドサービスは、日立製作所の「GEMPLANET」やクレオの「ZeeM会計」の会計システムと連携し、領収書などの証憑書類の管理を効率化できるソリューションを9月21日から提供開始する。
このソリューションは、内部統制における評価や監査において、会計システムに登録した内容に対する正確性の根拠として、領収書などの証憑書類の呈示する場面が増えているなかで、証憑書類を紙で保管・管理することから生じる、手間や紛失等のリスクの問題に対応するものとしている。
今回、提供を開始するソリューションは、「GEMPLANET Ver.2」や「ZeeM会計」の会計システムで保管・管理の対象となる領収書などの証憑書類の管理を効率化できるシステムを提供する。証憑書類を管理するシステムは、日立システムの文書管理システム「ラビニティOne」をベースに構築している。
システムに証憑書類を登録する際に、会計システムから出力されたQRコード付の貼付台紙を利用することで、伝票番号などの情報を入力する必要がなく、スキャニングするだけで自動登録され、登録された証憑書類は、伝票情報から検索して簡単に表示が可能。また、アクセス権の設定で参照権限のない書類の参照を制限したり、必要な証憑書類にスピーディーにアクセスできることで監査業務の効率化が実現できるとしている。
■ニュースリリース
http://www.hitachi-system.co.jp/press/2010/pr100916.html
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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