発表によると、「Symantec System Recovery 2011」は、「厳格な RTO(目標復旧時間)の達成およびビジネス活動の維持の実現に向け、データ、システム、アプリケーションにおけるリカバリの課題を解決する手法を、あらゆる規模の企業に対し個々に提供する」というシマンテックの戦略を具現化するものだとしている。この製品は、5月9日から日本市場で提供されるという。
「Symantec System Recovery 2011」の新機能は次の通り。
・バックアップとリカバリのオールインワンUSBデバイス
新しいウィザード機能を使って、USBデバイスをブート可能なリカバリディスクおよびバックアップストレージデバイスとして使用できるよう容易に設定でき、バックアップとリカバリのためのオールインワンUSBデバイスを作成することができる。これにより、ブート時間を短縮し、リカバリプロセスを迅速化可能。
・集中管理機能の強化
「Symantec System Recovery Management Solution」は、単一の管理サーバーから多数のクライアントを集中的に管理するように設計された、拡張性の高い集中管理ツールであり、Windows Server 2008 R2 64ビット環境にインストールしてホストできるようになった。
・強化されたカスタマイズ可能なリカバリディスクウィザード
ISOイメージをカスタムリカバリディスクのソースとして選択することができるようになり、カスタマイズ可能なリカバリディスクウィザードの柔軟性が向上。
・プラットフォームサポート
最新のMicrosoft Windows、Linux、VMware、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServerオペレーティングシステムとアプリケーションをサポート。
■ニュースリリース
http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20110426_01