新製品は、従来から提供されていたWindowsサーバのなりすまし利用を防ぐ製品であるセキュア・デスクトップ・アクセス「DLO」を仮想マシンにも接続できるようにしたもの。これにより、Windowsのサーバ、仮想マシン、ブレードPCの社内システム基盤を用い、省エネ・省オフィスといった多様な用途に応えるオフィスのフリーアドレス化やテレワークが簡単・安全に実現できるとしている。
発表によると、セキュア・デスクトップ・アクセス「DLO」の主な特徴は次の通り。
・個人専用USBキーを持ち歩くだけで、社内・社外を意識せずに、自分のデスクトップ環境が利用可能
・オフィスのフリーアドレス化、テレワークによる、フロア照明と空調の電力削減が可能
・仮想マシンにも対応したことで、ハードウエアの共有による電力削減が可能
・デスクトップへのログオンには個人専用USBキーが必須なため、他人の「なりすましログオン」は不可能
・個人専用USBキーごとに、利用できるリモートデスクトップ機能の設定が可能。また、接続先がWindows Server 2008/2008 R2の場合は、リモートデスクトップに替えてリモートAppを利用することで、ユーザが利用できるアプリケーションの設定が可能
・既存のWindows PCに個人専用USBキーを挿すだけで、画面転送型のシンクライアントとして活用可能
・443(HTTPS)ポートしか使用しないため、導入時にネットワーク機器の設定変更は不要。また、接続先のWindows のポートも、443(HTTPS)以外開放する必要がないためより安全
・個人専用USBキーにはメモリ機能がないため、ウイルス感染、ファイルの不正持ち出しに対して安全
■ニュースリリース
http://www.magicconnect.net/news_release/20110426.html