「どこでもお仕事パック」は、英ストアマジック社の仮想共有ストレージソフトウェア「StorMagic SvSAN」、仮想デスクトップ、HP社サーバ、ならびに米フォーティネット社の複合脅威セキュリティアプライアンス「FortiGate-60C」を組み合わせたパッケージ製品。50までの同時接続のシンクライアント化に最適で、社員1名当たり年間約5万円~の低コストで在宅・リモート業務環境を構築することが可能だとしている。
「StorMagic SvSAN」は、仮想サーバ上の内蔵ディスクの空き領域をiSCSIの共有ストレージ領域として利用する仮想アプライアンスソフトウェアで、仮想化環境構築コストで最も大きな比率を占める外付けSAN/NASストレージが不要なため、低価格でのシステム構築が可能だという。
ネットワールドは、この「StorMagic SvSAN」と仮想化環境(VMware vSphere、VMware View、Citrix XenDesktopの3種類)をプリキッティングしたIAサーバに、初期設定や3年間保守などをパッケージ化した「Smart Virtualization Pack(SVP)」を今年2月に発売してきた。
今回の「どこでもお仕事パック」は、「Smart Virtualization Pack(SVP)」のうち、2種類のクライアントPCの仮想化パッケージである「SVP for Citrix XenDesktop」と「SVP for VMware View」をベースに、ファイアウォール/ルーター/アンチウィルスを完備したVPNを構築するセキュリティアプライアンス「FortiGate-60C」をバンドルしているという。
■StorMagicのWebページ
http://www.networld.co.jp/stormagic/