「メール暗号化サービス」は全文と添付ファイルを含むメール全体をメール送信経路上で強制的に暗号化し、メール受信者が後から送付されるパスワードによりメールを復号化して使うサービスで、漏れのない一括管理が可能になるという。また、SaaS型サービスのためサーバーなどの運用管理や機器管理、急激なメール数の増加によるリソースの追加投資などは一切不要で、メール経路上の冗長構成にも対応しているため、障害発生時にも問題が生じないという。
サービスとしては、一般的な「ZIP暗号化」方式を採用した標準タイプと、世界最高水準の「Camellia暗号化」方式を採用したオプションタイプの2種類が用意されている。標準タイプのサービス料金が月額126円/ID、「Camellia暗号化」方式を追加すると月額178円/ID(税込み)。
「Camellia暗号化」方式は、日本電信電話と三菱電機が共同開発した方式で、米国政府標準暗号であるAES(American Encryption Standard)と同等の暗号強度を有し、かつAESよりも高速暗号化が可能だという。
■ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/nr_110427_uniadex.html