ニンバスデータ社製の「S-class Flash Storage Systems」は、通常のMLCよりも信頼性が高く、書込み耐久性も向上しているeMLC(enterprise MLC)を採用し、信頼性とコストパフォーマンスのバランスを実現した100%SSDのストレージシステムだという。
SSDの特性を活かして、ストレージ容量の追加時も機械部品の障害リスクはなく、消費電力の増加や冷却能力の強化の必要性を大幅に抑制できるという。さらにSSDは、ディスクへのデータ入出力も高速なため、アプリケーションを大きく改修することなく持続性を高め、DBパフォーマンスを改善することが可能だという。
マクニカネットワークスは、ニンバスデータ社の一次代理店として、販売チャネルの開拓および、省電力・高速なストレージシステムをクラウドサービスプロバイダ、データセンタ事業者、仮想デスクトップ導入企業に向け、積極的に販売を行っていくとしている。
発表によると「S-class Flash Storage Systems」の特徴は次のとおり。
・SSDの特性である高速(低遅延)、高い可用性、省電力性を活用
・マルチプロトコル対応でSANとしてもNASとしても利用可能
・RAID、スナップショット、レプリケーション、シンプロビジョニング等のソフトウェアを無償で標準装備
・電源、FANの冗長化