「Atlantis ILIO」は、VMware vSphere用バーチャルアプライアンス(ソフトウェア)として提供され、VDIとストレージ間に位置して、インライン重複排除やWindows NFSプロトコルレイヤ処理、IO最適化等の先進的な機能により、ストレージに対してIOPS(1秒間に可能なI/O回数)の大幅な改善(最大10倍)とストレージ容量の大幅削減(最大99%)を実現するという。これにより、VDI導入に際しての懸念事項となっているパフォーマンスとストレージのコストを改善するとしている。
「Atlantis ILIO」は、VDIとしてCitrix XenDesktopやVMware Viewに対応しており、50~100ユーザの小規模環境から、1万ユーザ以上の大規模環境まで対応可能だという。仮想デスクトップとして、PCを上回るパフォーマンスを提供可能で、ストレージコストの削減も可能だとしている。
なお、10月4日に開催される「Citrix iForum 2011 Japan」で「Atlantis ILIO」の機能詳細、および構築事例を紹介するという。